１２月９日（火）明徳小学校体育館で、岩倉明徳学区社会福祉協議会の２０周年を記念する式典と、昨年６年ぶりに再開した「お年寄りと学童のふれあい会」が今年も開催されました。

式典では、岩倉明徳学区社会福祉協議会荻野会長より、明徳社協２０年の歩みと現在の明徳学区の現状と課題、また、前日の夜中に起こった青森県の地震から、防災に向けた心構えと支え合いについてお話しがあり、森元左京区長、坂本左京区社会福祉協議会会長、岩渕自治連合会会長から来賓挨拶がありました。出席の方々には２０周年記念誌「共に紡いで２０年」が配られ、２０年間学区社協活動にご尽力いただいた役員の方々のご紹介もありました。

式典に続いて９０人余りの２年生が大きな拍手の中入場、１００人以上集まってくださった「おじいいちゃん」「おばあちゃん」と向かい合って着席、体育館が一気に和やかな空気に包まれました。明徳社協から２０周年記念として長机が明徳小学校に贈られ、その後、子ども達からは「あじなすさん」の歌と踊りが、明徳社協からはコーラスが披露されました。そしていよいよ、「学童とお年寄りとのインタビューでの交流」がスタート、子ども達が事前に考えた質問を目の間の「おじいちゃん」「おばあちゃん」にしてくれて、どのテーブルも時間いっぱい話しが弾んでいました。老人クラブ中村会長からプレゼントも贈られ、代表の子どもさんからお礼の言葉がありました。そして、最後にサプライズとして左京区社協のマスコットキャラクター「あかりちゃん」が登場、子ども達をハイタッチで見送りました。

若い世帯も核家族が、高齢者の方々も一人暮らしや夫婦二人暮らしがほとんどとなっています。だからこそ、地域と学校が協力して、一部ではなく、地域の沢山の子ども達と沢山の高齢者の方々とが出会う場、顔を合わせて話す場が必要と思います。貴重な機会に立ち会わせていただきありがとうございました。