「市民講座」(障がい者問題研修会)～心の病を持つ人々と暮らした町‐岩倉‐～

１２月１３日(土)に岩倉南学区社協主催の「市民講座」が、岩倉南小学校多目的室で開催されました。

『岩倉と精神医療について』をテーマに、講師である京都府立大学特任教授(岩倉在住)の中村治先生からお話をお伺いしました。

当日は５０名近くの方々が参加され、４０代・５０代の若い方々の参加もあり、講座テーマに対する関心の高さが伺えました。

岩倉での解放医療の歴史と地域住民との関係性を、資料や体験談も交えながら、また時代背景と合わせて分かりやすく解説していただきました。

「多様性」とか「共生社会」とか様々な言葉がありますが、開会挨拶で若城会長が話された『岩倉はなんと懐の深いところか』という表現がとてもピッタリだと感じました。“懐が深い”とは、きっとただ受け身なのではなく、柔軟性と強さも兼ね備えているのかもしれません。

また、地域住民が自分の暮らす地域についてより深く知る機会として、このような講座が開催されることは素晴らしいことだと思います。地域を理解すること、地域に愛着を持つことが、さらに地域福祉活動を推進していくパワーになると希望を持ちました。

(オレンジの冊子)「精神障害者と暮らしてきた町‐岩倉‐」　解放医療対策委員会４０周年誌が発行され、当時を知る地域住民の貴重な声・体験談がたくさん掲載されています。

左京区内の学区社協活動について、順次ご紹介していきます🌈

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